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ガスパール・マネッスの「さよなら子供たち」
ガスパール・マネッス Gaspard Manesse

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1975年3月25日 フランス
ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞の映画さよなら子供たち
ルイ・マル監督が11歳の時、第二次世界大戦末期、ブルジョアの息子として、田舎の僧院のカトリックの寄宿舎制私立学校に入ったときの体験を、ほぼ正確に辿った作品である。主人公の少年ジュリアンを演じるのはガスパール・マネッス。サラサラ髪で、女の子のような顔立ちをした美少年である。転校して来た、控えめで優秀な少年ボネにラファエル・フェジット。

ラファエル・フェジット Raphael Fejto
1974年9月17日 フランス

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監督とスタッフは、新聞、ラジオ、テレビで3ヶ月も募集をし、街頭、リセの校門、デモ行進まで出掛けて探し、この二人の少年が決まる。撮影出演当時、二人は12歳であった。偶然にも同じパリのリセ・チェルゴの学校の生徒だったが、お互い面識はなかったらしい。二人の天性の演技の才能には監督も本番中に涙したようであり、配役は成功といえる。

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ジュリアンは、裕福な家庭の息子である。良識を持った母親に愛され、苦労することなく守られて育ってきた少年だ。同じ学校に通う兄もいるが、ジュリアンをとりまく環境は良い。先生をからかったり、「千夜一夜物語」を読むなど、この時期の少年らしく、明るく活発な少年である。一方、ユダヤ人のボネは父は捕虜、母とも連絡がしずらい。偽名を使い、不安な生活を送っている。一人本を読み、無口だが、賢く優しい少年である。ピアノが上手などの感性豊かだが、才能をひけらかすことなく、目立たぬよう行動している。ジュリアンは好奇心からボネに興味を持つ。博識で、他の子とは違う雰囲気を漂わせる彼を尊敬しているが、優秀な彼に嫉妬をする事もある。悪気は無いようだが、ユダヤ人の彼をからかって怒らせたりもする。カトリックの寄宿学校だが、違う宗教のボネに校長のジャン神父は寛大であった。ボネを気にかけ、ジュリアンに彼に親切にするように言う。ロウソクを灯し、ベットの横で祈りを奉げるボネを見て、ジュリアンは嫌悪感を持つことがなく、優しい眼差しで彼を見つめる。凍えそうなほどの寒い冬の寄宿舎学校。映像は美しく、シンプルなトーンで淡々と静かに進行していく。寂しく悲しいが好きな映画だ。

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さよなら子供たち』 Au Revoir Les Enfants

1988年 フランス ドイツ
監督 ルイ・マル
出演 ガスパール・マネッス ラファエル・フェジト フランシーヌ・ラセット フィリップ・モリエ・ジェヌー
1944年、ナチス占領化のフランス。12歳の少年ジュリアン・カンタンは、疎開先のカトリックの寄宿学校で、転入生の少年ジャン・ボネと出会う。しかしジュリアンには打ち解けないボネが気になる。ボネはユダヤ人であることを隠し、母とも音信不通な為、心配をしていたのだ。ある日、ジュリアンは好奇心からボネのロッカーを調べ、彼がユダヤ人であることにうすうす気付く。やがて二人は、森での宝探しのゲームで友情が生まれる。だが、闇屋の件で解雇された料理番のジョセフの密告により、学校に捜査に来たゲシュタボに、ジャンを含む3人のユダヤ人生徒と、匿っていた校長のジャン神父は捕まってしまう。校門から連れ去られていく3人のユダヤ人生徒とジャン神父に、生徒たちは口々と別れの挨拶を言った。ジャン神父は「さよなら子供たち、また会おう」と言い、門から永遠に生徒達と姿を消した。

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Thema: 美少年 - Genre: 映画

【2006/12/04 01:42】 | ガスパール・マネッス | Trackback(0) | Comment(0) | page top↑
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