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アラン・エムリー 「白い馬」
アラン・エムリー Alain Emery

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「必ず ぼくのものにするんだと 少年は心に誓った」
[STORY] 南フランス、ローヌ河は海へと注ぎ、カマルグと呼ばれる荒地に野生の一群があった。誇り高い“白い馬”はこの群れのリーダーであった。決して人を寄せ付けないこの馬を、ある日、牧童の男達は必死で捕らえようとするが、逃げられてしまう。漁から帰る途中のフォルコ少年は、その様子を覗き見て、初めて“白い馬”を目にするのであった。そして、川の岸辺の家に帰り、獲ってきた魚を食べ、うつらうつらと転寝をするフォルコは、“白い馬”の夢を見た。目が覚めたフォルコは仕掛けた網の魚の採りに行くが、再び“白い馬”に出会う。だが、馬は去ってしまい、ガッガリするフォルコは、馬の行方を追う牧童の男達を目撃する。“白い馬”は彼らに見つかるが、またもや逃げてしまった。手に負えない馬に苛立った牧童にフォルコは、「ぼくにくれる?」と言うが、彼らは「勝手にしろ、逆立ちしたってお前の手に負えない」と嘲笑するのだった。フォルコは悔しかった。手に入れると心に誓ったフォルコは沼地で“白い馬”を見つける。そっと近づき、縄を馬の首に引っ掛け捕らえようとするが、逃げようとした馬に引きずられてしまった。それでも決して手を離すものかとするフォルコだった。何十メートルも沼の中を引きずった後、ようやく馬は止まり振り返ってフォルコを見つめた。そして、人を寄せ付けない“白い馬”はフォルコに撫でられるのを許すのであった。フォルコは家に馬を連れて帰るが、野生の馬の群れが現れると“白い馬”は仲間のところへと去ってしまった。落ち込むフォルコだったが、馬もまたこの少年を愛し始めていた。だが、野生が恋しかったのだ。しかし、“白い馬”のリーダーの座は奪われていた。新しい群れのリーダーの馬と激しい闘いをするが負けてしまい、傷ついた馬はフォルコの元へ戻って来るのだった。フォルコは傷ついた馬を懸命に介抱するが、牧童達は再びこの馬を捕まえようとやって来るのだった。逃げた馬を、男達は追いかけ、おびき出す為に沼に火をつけた。それを見ていたフォルコは沼の煙の中を駆け寄り、馬の背に乗り助け出すのであった。“白い馬”と逃げ出したフォルコを男達は追いかけ、馬に乗ったフォルコは沼地を走って逃げ、海岸を走って逃げ、とうとう行き止まりの河まで追い詰められてしまった。フォルコを乗せた馬は河に飛び込み、激しい流れにさらわれ海の波に呑み込まれてしまった・・・。

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アルベール・ラモリス監督の短編映画『白い馬』。監督はこの作品でフォルコ少年の弟役で出演したパスカル・ラモリスを主演にし『赤い風船』で、1956年第9回カンヌ国際映画祭パルム・ドール(短編)受賞している。他、『素晴らしい風船旅行』(1960)、『フィフィ大空をゆく』(1964)、『パリの空の詩』(1967) などの代表作がある。
三角屋根の小さくておとぎ話チックな素朴な家に、おじいさんと弟(ふわふわ髪で女の子みたい)とフラミンゴと亀と犬と暮らす少年フォルコ。フォルコはフラミンゴに餌をあげ、弟は亀と遊ぶ、と、可愛らしいシーンも見られる。馬同士が噛み付き、蹴り上げる激しい闘争シーンがあるが(結構長い)当時の撮影環境から、本気で闘わせたと思い心配にもなる・・・。そして、何度もしつこく追いかける牧童達は、「くれてやる」と言っておきながらフォルコ少年が馬を飼い馴らすと惜しくなって追いかけ、危険な目に合わせておいて本当にヤバクなると「馬はお前にやるから戻って来い」と勝手すぎる・・・なので、「もう大人の言うことは信じられない」というナレーションがグサリとくる・・・。ラストは馬と少年の友情の美しい物語と締め括られたが、残された可愛い弟は?おじいさんは?と思ってしまい、皮肉な悲劇とも思えた。また、フォルコの弟役で、監督の息子パスカル・ラモリスの、凄く愛らしいが本編にあまり関係ないのではと思うシーンが多い?などと、思うところもあるが・・・。ですが、セリフは少なくシンプルな物語だが、映像は美しく(・・・特にフォルコが夢で“白い馬”と並んで踊るように歩くシーンが好き・・・)思っていた以上に好みの作品でした。やはり主役の少年フォルコを演じたアラン・エムリーが良かったからである。セリフは少ないが表情で見せ、馬に蹴られそうになりながらも頑張ってるなという印象が残った。そして白い服装が素敵で、白い馬に颯爽と乗る姿は美しい。彼は本当に美少年と思う。

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『白い馬』 Crin-Blanc
1952年 フランス (40分)
監督 アルベール・ラモリス Albert Lamorisse
【出演者】
アラン・エムリー Alain Emery ・・・フォルコ (Folco, the boy)
パスカル・ラモリス Pascal Lamorisse ・・・フォルコの弟
Pierre Bestieux
Denys Colomb Daunant
Alain Colomb Daunant
Charles Fouhetty
Charles Guillaume

17.gif アラン・エムリー/出演作品
1952年 『白い馬』 Crin-Blanc
1964年 『Les Indiens』  [TV Series]
1967年 『Comment les séduire』
1995年 『Le Fils de Gascogne』

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いつもお世話になってます。私が一目惚れしたという『白い馬』はこちらからの紹介でした。
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Thema: 美少年 - Genre: 映画

【2007/07/06 07:18】 | アラン・エムリー | Trackback(0) | Comment(3) | page top↑
<<Marc Lubosch 「Gritta von Rattenzuhausbeiuns」 | Home | ジャック・マケルホーン 「Dear フランキー」>>
Comment
>こんにちは。“白い馬”とアラン・エムリー君の紹介ありがとうございます!(リンクまで…)やっぱり素敵ですね、彼。sopranoさんが紹介される比較的最近の美少年達って結構個性的なお洒落ヘアーだったりしますけどその点エムリー君も負けてない気がします(笑)。

それにしても相変わらず素晴らしい情報の量で。そしてあのふわふわ髪の子は男の子だったのですか!普通に女の子だとばかり…。昨日そのパスカル君主演の“赤い風船”をネット通販サイトで見つけたのですが高かったので諦めました…。
【2007/07/11 15:00】 URL | 染 #mQop/nM.[ Edit] | page top↑
こんばんは。
いつもコメントありがとうございます!!
エムリー君のザックリバラバラなでもサラサラな前髪斜め長めの髪型は素晴らしいですよね。50年以上も前なのに斬新とさえ思いました。私もあのふわふわ髪の子は女の子と思ってましたが、監督の息子さんでしたね。彼主演の「赤い風船」は、近所のレンタルにありました。(あることを確認してまだ観てないんですが・・)なのでレンタルならあるかもしれませんね。
【2007/07/11 23:37】 URL | soprano #JalddpaA[ Edit] | page top↑
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【2010/04/01 00:42】 | #[ Edit] | page top↑
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